私がガーデンエクステリアに関わり始めたのは1975年頃。早30年という年月が経過しました。当時は「エクステリア」という名称も使用されておらず、あるアルミメーカーが家庭用温室を販売する目的で「エクステリア課」という名称を使用したのが、この業界に「エクステリア」という言葉が入り始めた最初だったと記憶しています。
会社の発足時は、植木鉢や肥料、農薬などガーデン用品の販売が主なものでした。当時はガーデン用品といっても実用主体のもので、デザイン性を考慮したものはほとんどなく、実用主義一点やりの貧弱で脆弱なものでした。
1980年代になると、国の内外から機能性やデザイン性に優れた商品を集め、新聞やテレビを使って紹介し始めました。私自身、庭木の剪定をする「高枝切りバサミ」をテレビの通信販売で日本で一番最初に紹介したり、明治屋や紀伊国屋など高級食品店で売り出したばかりのキウイフルーツを苗から販売したり、珍種のチューリップの球根なども紹介してきました。ヨーロッパやアメリカを訪れて、プランターやポットを買い集めたのもこの頃です。これらのデザインが現在のガーデニング用品の原型となり、ガーデニングブームの火付け役となりました。また、一流ハウスメーカーと提携し、一万戸を越す住まいの外構・造園施工を手がけてきました。
このように30年にわたって蓄積したノウハウやガーデンエクステリアに対する実績を、直接ユーザーの皆さまに伝えたいと思い、新たにWEBサイトを立ち上げた次第です。
今、地球温暖化が問題となっていますが、屋上緑化や壁面緑化などで緑を増やすことは有効な手段の一つとして注目されています。ガーデンエクステリアに関する知識を持った人材や企業の育成は、社会や地球環境に貢献することに直結するのです。
ガーデンエクステリアは、人に夢を与える仕事です。お客さまはもちろん、当社にかかわるすべての人たちが共に喜び、共に力をあわせ成長していける。そんな業界に育てることが、ガーデンエクステリアメーカーの代表としての私の切なる願いであります。若くて意欲あふれる人がこの世界に飛び込み、業界全体を活気あるものにしてくれることを、期待しています。
株式会社トムガーデン 代表取締役 村山 剛